28歳のダイアリー

三度の飯より読書好き。(チョコと牡蠣は別腹。)

【サリンジャー】胸がツンっ。

 

 

 

こんにちは!

今日、やーっとサリンジャーの『このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる ハプワース16、1924年』を買いました😭✨✨

 

 

サリンジャー!!!

好きすぎる!!!

 

 

 

特にライ麦のファンではない!!

ラニーとゾーイ。

 

 

ラニーとゾーイが好きな人とは全員友達。

 

 

爆笑問題の太田さんが推していて、太田さん怖そうだけど、心ではトモダチ。ぷるぷる

 

 

 

初めてのサリンジャー作品は、もちろんライ麦。でも、なーんにも刺さらなかった。19歳くらいだったから、そこまで難しいとは思わなかった気がするけど。

 

 

そのあと『フラニーとゾーイ』を読んで静かに感動しました。

 

 

ラニーがデートしている男の子の普通っぽさ、かっこつけているけどいい奴っぽさ、小者っぽさがなんかリアルで。フラニーが嫌になるのがわかるような気がしたんです。

 

 

現代であれば、就活をそつなくこなしそうなボーイフレンド、特に社会に対して疑問も反抗も無さそうなボーイフレンドに、なんか軽蔑したくなる時ってあるなぁ、と。

 

 

でも、それってなんて言ったらいいかわからないイライラだし、自分の高慢さにも腹が立ったりして。

 

 

そういうの、ゾーイが全部受け止めてくれるんですよね。兄の振りなんかまでして。

 

 

自分たちがシーモアをはじめ、兄たちに特別な教育をされてきたから、普通にうまくいってる奴らと合わないんだって。

ゾーイも、いや、ゾーイの方が心の中が真っ暗そうなところがなんとも言えずセクシー。

 

 

『フラニーとゾーイ』は、かなり宗教の話が絡んでいると言われているし、『ライ麦…』もジョン・レノンのことがあって曰く付き。

 

 

でも、もっとシンプルに…『フラニーとゾーイ』はとりあえず、良い!笑

 

 

社会に対して、なんか引っかかり始めて、歯車が一個ずつスムーズではなくなる時ってある。

 

 

そんな時に読み返して、フラニーのように、目の前の人(こと)にまずは集中してみようって思い直したいです。

 

 

 

あーこれから『サンドイッチ…』読むの楽しみ♡

金原瑞人さんの訳で読めるなんて、幸せだ〜❤️❤️