【サリンジャー】胸がツンっ。
こんにちは!
今日、やーっとサリンジャーの『このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる ハプワース16、1924年』を買いました😭✨✨
サリンジャー!!!
好きすぎる!!!
特にライ麦のファンではない!!
フラニーとゾーイ。
フラニーとゾーイが好きな人とは全員友達。
爆笑問題の太田さんが推していて、太田さん怖そうだけど、心ではトモダチ。ぷるぷる
初めてのサリンジャー作品は、もちろんライ麦。でも、なーんにも刺さらなかった。19歳くらいだったから、そこまで難しいとは思わなかった気がするけど。
そのあと『フラニーとゾーイ』を読んで静かに感動しました。
フラニーがデートしている男の子の普通っぽさ、かっこつけているけどいい奴っぽさ、小者っぽさがなんかリアルで。フラニーが嫌になるのがわかるような気がしたんです。
現代であれば、就活をそつなくこなしそうなボーイフレンド、特に社会に対して疑問も反抗も無さそうなボーイフレンドに、なんか軽蔑したくなる時ってあるなぁ、と。
でも、それってなんて言ったらいいかわからないイライラだし、自分の高慢さにも腹が立ったりして。
そういうの、ゾーイが全部受け止めてくれるんですよね。兄の振りなんかまでして。
自分たちがシーモアをはじめ、兄たちに特別な教育をされてきたから、普通にうまくいってる奴らと合わないんだって。
ゾーイも、いや、ゾーイの方が心の中が真っ暗そうなところがなんとも言えずセクシー。
『フラニーとゾーイ』は、かなり宗教の話が絡んでいると言われているし、『ライ麦…』もジョン・レノンのことがあって曰く付き。
でも、もっとシンプルに…『フラニーとゾーイ』はとりあえず、良い!笑
社会に対して、なんか引っかかり始めて、歯車が一個ずつスムーズではなくなる時ってある。
そんな時に読み返して、フラニーのように、目の前の人(こと)にまずは集中してみようって思い直したいです。
あーこれから『サンドイッチ…』読むの楽しみ♡
金原瑞人さんの訳で読めるなんて、幸せだ〜❤️❤️