【連ドラ】ダウントン・アビー‼︎
こんにちは!
最近、ダウントン・アビーにハマりまくっています!
作家の柚木麻子さんが著書でハマっていると書かれていて、それから気になっていました。
カズオ・イシグロの『日の名残り』とダウントン・アビーの類似点についてなどを書かれていて、
お屋敷、メイド、執事、イギリス、とくればそりゃあ似ているだろう、くらいにしか思っていませんでした。そう、観るまでは笑
観始めたら、すごく面白いんです!✨
お屋敷の長女がプライド高すぎなところや、召使いの中にも執事、第一下僕、第二下僕、メイド…など役割が細かくあったりして。
それは私の仕事じゃないとか、私はそれを持ってあそこには行けないとか、なんか色々揉めているんですよ‼︎
そういう細かいところは、服装も含めて映像でないとよくわからなかったなぁと思いました✨
私のお気に入りは、三女のシビル様♡
まず顔がかわいい❤️✨笑
まだシーズン2なので、今後も感想を書いていきます♪
カズオ・イシグロ、ディケンズの大いなる遺産、柚木麻子さん好きはぜひ💕✨✨
柚木麻子の解説を読むと、たしかにパロディーが散りばめられていて面白いです(^◇^)
【サリンジャー】胸がツンっ。
こんにちは!
今日、やーっとサリンジャーの『このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる ハプワース16、1924年』を買いました😭✨✨
サリンジャー!!!
好きすぎる!!!
特にライ麦のファンではない!!
フラニーとゾーイ。
フラニーとゾーイが好きな人とは全員友達。
爆笑問題の太田さんが推していて、太田さん怖そうだけど、心ではトモダチ。ぷるぷる
初めてのサリンジャー作品は、もちろんライ麦。でも、なーんにも刺さらなかった。19歳くらいだったから、そこまで難しいとは思わなかった気がするけど。
そのあと『フラニーとゾーイ』を読んで静かに感動しました。
フラニーがデートしている男の子の普通っぽさ、かっこつけているけどいい奴っぽさ、小者っぽさがなんかリアルで。フラニーが嫌になるのがわかるような気がしたんです。
現代であれば、就活をそつなくこなしそうなボーイフレンド、特に社会に対して疑問も反抗も無さそうなボーイフレンドに、なんか軽蔑したくなる時ってあるなぁ、と。
でも、それってなんて言ったらいいかわからないイライラだし、自分の高慢さにも腹が立ったりして。
そういうの、ゾーイが全部受け止めてくれるんですよね。兄の振りなんかまでして。
自分たちがシーモアをはじめ、兄たちに特別な教育をされてきたから、普通にうまくいってる奴らと合わないんだって。
ゾーイも、いや、ゾーイの方が心の中が真っ暗そうなところがなんとも言えずセクシー。
『フラニーとゾーイ』は、かなり宗教の話が絡んでいると言われているし、『ライ麦…』もジョン・レノンのことがあって曰く付き。
でも、もっとシンプルに…『フラニーとゾーイ』はとりあえず、良い!笑
社会に対して、なんか引っかかり始めて、歯車が一個ずつスムーズではなくなる時ってある。
そんな時に読み返して、フラニーのように、目の前の人(こと)にまずは集中してみようって思い直したいです。
あーこれから『サンドイッチ…』読むの楽しみ♡
金原瑞人さんの訳で読めるなんて、幸せだ〜❤️❤️
【ご本、出しときますね?】オードリー若林さんのファンになる本
こんにちは!
今日紹介するのは、オードリー若林さんが作家さんと対談した内容をまとめた『ご本、出しときますね?』という本です。
『サラバ!』の西加奈子さん、『何者』の朝井リョウさん、『コンビニ人間』の村田沙耶香さんなど!
トーク相手はバラエティに富んでいます❤️
私は朝井リョウさんが好きなので、朝井リョウさん目当てで読みましたが、
結果としては若林さんに魅力されてしまいました😍✨✨
このあと、続けて若林さんの本を2冊買うことに♡笑
若林さんは、春日さんと自分の性格の違いをしっかり捉えた上で、春日さんの良さを評価していてすごいなぁ、と笑
そして、私も春日さんのブレなさ具合尊敬します。笑
作家さんって面白いなぁ。
人と自分が違うことをしっかりわかっていて、寛容性があるなと思いました。
そんなこともあるよね〜、自分もやっちゃうからな〜
っていうゆるさ。
友達になりたい作家さんばかりでした❤️
【いじめ 心の中がのぞけたら】解くまで15年かかったいじめの呪縛
『いじめ 心の中がのぞけたら』
という本を読みました。
これ、ほとんど全編マンガなので、すぐに読めちゃいます📖
朝日中高生新聞に掲載されたマンガがまとめられているのですが、中学生からの投書や、取材から生まれたマンガのようです。
一つ一つのストーリーはすごく短いのですが、どれも重く、読んだ後に涙が溜まりました。
特に、最初に掲載されていたストーリー。
いじめがエスカレートして、担任の先生、他の先生に相談しても問題視してもらえず、新聞に投書する女子学生が出てきます。
読者から励ましの手紙をたくさんもらうシーンは本当に感動します。
私自身、中学生の時に、新聞の切り抜きで作った脅迫文が入っていたことがありました。笑
いい子ぶってんじゃねぇよ
お前のことなんてだれも好きじゃない
そう書いてありました。
その日すぐに学年集会になってしまったのが恥ずかしかったな。私は保健室で休ませてもらっていましたが。
首謀者は3人だったのですが、そのうちの一人が言った言葉が忘れられません。直接ではなく、母親経由で聞いたのですが、ずっとトラウマになってしまったので、聞かなければよかったです💦
「あの子(私のことです)、自分のことかわいいか、かわいくないかとか、変か、変じゃないかとか聞いてきすぎてウザかった。」と。
まさにガーーーンという感じでした。それに恥ずかしくもありました。
つい最近まで、私は自分の話を人に聞いてもらうことがとても怖かったです。
怖くて、相手にとって扱いやすい格下の聞き手に喜んでなっていました。
だって、嫌われるというより、自分の話ばかりって言われたらもう無理だから。
最近、転職のことなどで、友達の時間を奪っているんじゃないかとか考えずに、ばーーっと自分の話をしたことがあります。ジョナサンで。笑
その時、すごく真剣に聴いてくれた友達がいて、私はこの時の呪縛から逃れることができました。中1の時の呪いから解放されるまで、15年くらいかかっちゃいました。笑
自分の本当の友達だったら、私の話を聞いてくれます。
中学生の時の私は、他人にかわいいと思われているかどうかが一番の悩みでした。確かにそれを聞かされる方もしんどかっただろうなと思います。笑
でも、だからってみんながみんな、あんなひどい行為をするわけではない。
自分の行為ばかり反省して、恥ずかしいと思って、いじめられても仕方のないことをしたかもって思う必要はないと思います。
このマンガを読んで、強くそう思いました。
人を選ぼう。やばい奴には近づかない。やばい奴にいじめられたとしても、それはあなたが悪いわけじゃない。
あなたがからかわれたり、バカにされたりすることを、いじめっ子以外の人は「ふーん。」程度にしか思わない。いじめっ子があなたに過剰に反応しすぎていておかしいだけ。
あなたをいじめている人に問題がある。
【仁義なき明治維新】ミニマリストと明治維新
渋ワルなタイトルで、なんだか一気にかわいくないブログになってしまった!😂💦笑
2018年は、明治維新から150年の記念の年ですね!
正直、私は明治維新と明治について詳しくないくせに、なんとなく悪いイメージを持っていました。…まだ持っていると思います。
その辺、すっきりさせたくて読んだのがこちらですが、謎とモヤモヤは深まるばかり。
『仁義なき戦い』で有名な菅原文太さんが、めちゃ博識なのは初めて知った!!
この対談からは、一巻何万円もする歴史書をシリーズで買って読み込んでいるのが伝わって来た!!菅原文太さんって名前はよく聞くけど、インテリのイメージが無くて、ってごめんなさい😭😭アホなまま30歳になりそう😭😭笑
対談相手の半藤一利さんは、文藝春秋の編集長をやっていた方。今は作家さんだけど、以前は司馬遼太郎さんや松本清張さんを担当されていたらしい!!
そして、この本を読んだ感想です。
私が思ったのは、今の日本は明治からまた江戸にちょっと戻りつつあるのかな?ということです。
明治維新後、薩長のもと、文明開化が進んで汽車も通ったし、ガス燈もともって、インフラが整った。
とっても便利になったけれど、人々はその便利さを維持するためにずっと働いているような気がする。
最近、ミニマリスト、ミニマリズムっていう言葉が流行っているけど、私もちょっとだけやってます。笑
このミニマリストの考え方って、江戸時代に近いような気がするんだよね。
少ない物で暮らすことと、物を持たないことがメインじゃない。
物を管理する時間と、物を買う時間を減らして、ゆったりした生活をしようじゃないかっていう考えが、なんか似ている気がするんです。
少ない物で生活していた、だけだと、おそらく明治から今のお年寄りまでそうだと思う。
でも、少ない物+ゆったりだと江戸時代かなって。笑 うまく説明できなくてごめんなさい!笑
これからは、芸術とか読書とか、生涯学習に割く時間がみんな増えるような気がするの。
それって、明治からずっとグイグイされてきたことから離れることなんじゃないかな。
私たちがお年寄りになるまでに、もう少しゆったりした日本が見られるといいな。
【転職3回】就活生にも読んでほしい記事
こんにちは。
早速ですが、現在28歳の私は転職を3回しています。
中学ではクラスで一番の成績(正直に言うと、一番ではない時もあったよ!笑)、大学受験をせず、ぬくぬくとMARCHに入り、優しい友達と大学生活を送りました。
大学生活中、バイトもして、バーベキューもして、ナンパもされて、恋愛もしました。
もしあなたが、周りのみんなと同じように髪を染め(もちろん、色にはこだわっていて)、最新のカフェに詳しくて、プチプラでも似合うメイク道具を揃えていて、好きな男子からのラインを待っていて、友達との無料電話を楽しんでいるような…つまりかつての私のような女子大生だったら、この記事は絶対読んでね。
かつての私ほどふわふわしていなくても、よかったら読んでね!笑
みんな忙しいと思うから、3回転職してみてわかったさっさと結論から書いていくね。←最後まで読んでもらえるか弱気。
【3回転職をしてみてわかったこと】
・小学生、中学生の頃から、クラスに対して帰属意識がないと、会社に対しても帰属意識を持ちにくい。…はっきり言って、運動会とか好きじゃないタイプに会社のしがらみはとても辛いし慣れない。
・小さい頃からやりたかったことが、新卒ブランドを活かせない場合。例えば、MARCHなのに、銀行に就職ではなくパン屋さんを開きたい、など。
その時は大学ブランドなんか早く捨てて、やりたいことをやった方がいい。
・組織には、性格的にやばい奴はいる、絶対。
・新卒ブランドにこだわらず、自分が好きな道を行った方が、尊敬する人や好きな人に出会いやすい。
給料や待遇を優先すると、なぜかやばい奴に出会う確率が高いし、出会った時に絶望感がすごい。笑
・なんとなく昔からやりたいことがあるのにリクルートスーツを着て就活を始めた人。例えば、上記のパン屋さん、作家など。
周りのみんなよりもあなたの就活の腹くくり度は低いんです。(がむしゃらに頑張ってるのはわかってるよ!!)
周りのみんなって、知らない人ではなくいつもの友達。
みんなもうちょっと覚悟を決めています。というか、小さいころから漠然とした夢を持っている人が少ないのかも。
「みんな、夢を捨ててリクルートスーツ着て就活してるんだから私もっ!」は間違いかもしれない。あなたほど我慢していないかもよ。笑
「小さな頃からの夢はパン屋だけど…パン屋に就活ってどうやるの?」な人はもうとりあえずよくわかんなくても一番好きなパン屋に行こう!! 製菓学校に通わないと、でも大学行かせてもらっちゃったし、な人は一番好きなパン屋に相談してから行くか決めよう。
必ずしもその専門分野の学校に通う必要はないかもしれないよ。そういうこと、大学生のみんなには、多分親身になって教えてくれるはず。←こういうがちな質問をした時に、弟子入りしたいと思える人かどうかもわかりそう。
・大学名って全然あてにならない。超どうでもいいこと。大学名を抜いたときに、自分に何が残るのかを考えておくのは大切。◯◯が好き、とか◯◯にハマっているとか。
残ったものがあなたが極めて行くことだと思う。
・20代は、29歳までしかない。石の上に3年もいたら、29歳まであと何年?時間を区切って精一杯生きよう!
・1年頑張るってすごいこと。
なにかに対して本気になったら、意外と1年で方針って見えてくる。パン屋って無謀とか思っても、意外と方向性が見えてくると思う
さいごに
とりあえず就活して、新卒で某百貨店内で勤務した私。その時にステキなお客さまとも出会えたから、新卒で入った会社には感謝しています。✨
でもね。人生って短いし、20代にやりたいことを全力でやっておくって必要だと思う。1年のパワーを信じて、やりたいことがある人は、就活よりそっちに全力投球してほしいな。
あとね。パン屋、パン屋って書いてごめん♡笑
【名作なんて、こわくない】ポップに古典小説を紹介する天才に出会った!!
今日は充実していたけれど…
昨日は一歩も家から出ていません。
夕方の6時に玄関を開けたら、雨が降っていなくてびっくりしました!!
梅雨開けているのね……!!(゚Д゚)
カーテンを閉め切っていて、全然気が付きませんでした☆
昨日、家に引きこもってずっと読んでいた本は、
柚木麻子さんの『名作なんて、こわくない』です。
この本では、フランス、イギリス、アメリカ、日本と、国ごとに名作が紹介されているところがわかりやすくて素晴らしかった♡♡
いやぁ、久しぶりに当たりの本です!!!(*´▽`*)
今って、映画化されている本ばかりがランキングで紹介されていますよね。でも、書店で平積みされている、日本人作家の本ばかりが面白いわけじゃないんだ!!って思い出させてくれる、貴重な一冊です!!
日頃、ちょっぴり悲しいんですよね。本が好きですっていうと、すぐ東野圭吾さんの話をされてしまうのが。あと、池井戸潤さん。こんな本音ブログでしか書けない!!(笑)
この本で、フランス文学では、エミール・ゾラの『居酒屋』と『ナナ』が紹介されていて読みたくなりました。
なんでも、『居酒屋』の女主人公の娘が『ナナ』の主人公であるナナなのだとか。
散財をし、落ちぶれていく母親を見て、ナナは野心的に上流社会にぐいぐい食い込んでいくという、現代の日本ではあまり無さそうなアグレッシブストーリー。
そのアグレッシブさ、海外ドラマに求めていましたよ!!(笑)
あー今日私は自由が丘で散財しましたよう!『居酒屋』読んで、反省しようっ!