28歳のダイアリー

三度の飯より読書好き。(チョコと牡蠣は別腹。)

【いじめ 心の中がのぞけたら】解くまで15年かかったいじめの呪縛

『いじめ 心の中がのぞけたら』

という本を読みました。

 

 

これ、ほとんど全編マンガなので、すぐに読めちゃいます📖

 

 

朝日中高生新聞に掲載されたマンガがまとめられているのですが、中学生からの投書や、取材から生まれたマンガのようです。

 

 

一つ一つのストーリーはすごく短いのですが、どれも重く、読んだ後に涙が溜まりました。

 

 

特に、最初に掲載されていたストーリー。

いじめがエスカレートして、担任の先生、他の先生に相談しても問題視してもらえず、新聞に投書する女子学生が出てきます。

 

 

読者から励ましの手紙をたくさんもらうシーンは本当に感動します。

 

 

 

私自身、中学生の時に、新聞の切り抜きで作った脅迫文が入っていたことがありました。笑

 

 

いい子ぶってんじゃねぇよ

お前のことなんてだれも好きじゃない

そう書いてありました。

 

 

その日すぐに学年集会になってしまったのが恥ずかしかったな。私は保健室で休ませてもらっていましたが。

 

 

首謀者は3人だったのですが、そのうちの一人が言った言葉が忘れられません。直接ではなく、母親経由で聞いたのですが、ずっとトラウマになってしまったので、聞かなければよかったです💦

 

 

「あの子(私のことです)、自分のことかわいいか、かわいくないかとか、変か、変じゃないかとか聞いてきすぎてウザかった。」と。

 

 

 

まさにガーーーンという感じでした。それに恥ずかしくもありました。

 

 

 

つい最近まで、私は自分の話を人に聞いてもらうことがとても怖かったです。

怖くて、相手にとって扱いやすい格下の聞き手に喜んでなっていました。

 

 

だって、嫌われるというより、自分の話ばかりって言われたらもう無理だから。

 

 

最近、転職のことなどで、友達の時間を奪っているんじゃないかとか考えずに、ばーーっと自分の話をしたことがあります。ジョナサンで。笑

 

 

その時、すごく真剣に聴いてくれた友達がいて、私はこの時の呪縛から逃れることができました。中1の時の呪いから解放されるまで、15年くらいかかっちゃいました。笑

 

 

自分の本当の友達だったら、私の話を聞いてくれます。

 

 

中学生の時の私は、他人にかわいいと思われているかどうかが一番の悩みでした。確かにそれを聞かされる方もしんどかっただろうなと思います。笑

 

 

でも、だからってみんながみんな、あんなひどい行為をするわけではない。

 

 

自分の行為ばかり反省して、恥ずかしいと思って、いじめられても仕方のないことをしたかもって思う必要はないと思います。

 

 

このマンガを読んで、強くそう思いました。

 

 

人を選ぼう。やばい奴には近づかない。やばい奴にいじめられたとしても、それはあなたが悪いわけじゃない。

あなたがからかわれたり、バカにされたりすることを、いじめっ子以外の人は「ふーん。」程度にしか思わない。いじめっ子があなたに過剰に反応しすぎていておかしいだけ。

 

 

 

 

あなたをいじめている人に問題がある。